スポーツビジネスブログ、はじめます

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はじめましてのブログです。

私はJリーグの某サッカークラブのパートナーセールスを行っている20代メンズのひじ小僧と申します。

まだまだスポーツビジネスに携わってから期間は長くないですが、Jクラブの最前線で働きながら、日々スポーツの素晴らしさやスポーツクラブの持つポテンシャルを感じています。第一回目のブログでは誰が興味あんねんの簡単な自己紹介と、このブログを通して、何を成し遂げていきたいか、決意表明の意味も込めて文章をつづりたいと思います。

ブログ初心者で、読みづらい文章かと思いますが、どうか温かい目で見守ってやってください。宜しくお願いします!

スポーツ業界に飛び込んだキッカケ

私は新卒でスポーツとは全く無縁の機械系の専門商社に就職しました。もともと機械などに全く興味がなく、サッカーしかやっていないような学生だったため、商材について、ろくに理解もできていないまま、なんとな~く仕事をこなしていました。

興味も知識もない若造が毎日こういう工場に通っていました。今思えば貴重な体験だったです。

「お金のために働いている」「仕事はつまらなくて当然だ」と自分に言い聞かせながら3年間働いたのですが、仕事終わりに個サルをしながら、ふと思ったのです。

『俺はサッカーに関わる仕事がしたい!!!』と。私がスポーツ業界へ飛び込んだ動機はこれだけです。

「日本のサッカー業界を盛り上げたい」とか「スポーツの魅力をより多くの人に届けたい」とかそんな大きな想いを持てればよかったのですが、そんなのは後付けで、シンプルに仕事でもプライベートでもサッカーのことを考えられれば、なんて人生が豊かになるだろうと思ったのです。

そこからは求人の出ている全国のスポーツクラブに履歴書を送りまくりました。(サッカークラブで働くことが目標でしたが、とりあえずスポーツ業界での経験があれば、いつかJクラブに入社できるだろうという浅はかな考えで、大ヒット漫画スラムダンクで習得した知識を携えてBリーグクラブにも求人応募しました。)

なんやかんやのとんとん拍子で某J1クラブに入社が決まり、無事に私のスポーツビジネスライフが皮切られたのです。ジーザス心底感謝しています。

Jクラブへ就社するまでの経緯や採用フローなどは別の機会に改めて書きたいと思います。

スポーツクラブの持つポテンシャルに気づかせられる日々

現在はJクラブのパートナーセールス、いわゆるスポンサー探しの業務に従事しています。日々、試行錯誤しながら、どうしたらクラブの価値を理解してもらって、パートナーになってもらえるのかを考え続けた中で行きついたキーワードがあります。

それは、「なんでもあり」ということです。

スポーツクラブの営業商材は基本的にはクラブの持つリソースに広告を出すことで価値提供していく、無形商材となります。一見、具体的な費用対効果が示しづらいと感じるかもしれませんが、この「形がない」という点が逆に最大の武器になるのではないかと私は感じているのです。

アメリカで人気ナンバー1のアメフトリーグ/スーパーボウルは、ポテトチップスで有名なLay‘s社とパートナーシップを締結しました。そのパートナーシップの内容はスーパーボウルに所属する各チームのホームスタジアムの土を混ぜた土壌でじゃがいもを栽培し、各チーム由来のポテトチップスを製造しました。

チームのファンとしてはたまらない企画ですよね。このポテトチップスをゲットする為のSNSキャンペーンなども実施し、大きな話題になったことが想像できます。

この事例のように「アイディア次第」でなんでもできちゃうのがスポーツクラブの持つポテンシャルだと感じています。

ユニフォームへのロゴ掲出やスタジアムでの看板掲出なども当然広告効果を生み出すことができますが、スポーツクラブがもたらせる価値はそれだけじゃないのです。

スポーツクラブの持つリソース(プロ選手、ファンサポーター、スタジアム、既存パートナー企業とのコネクション、行政とのコネクションなど)を色々な角度でかけ合わせていけば、どんな企業のニーズにも応えていくことができるポテンシャルがあると私は思うのです。

スポンサードは寄付じゃない

上記の通り、スポーツクラブは企業の課題解決に貢献できるポテンシャルがあり、現に各スポーツクラブでそのような取組みをしている事例が多くあります。

ただ、パートナー営業の最前線で、日頃から企業とコミュニケーションを取っている私の感覚としては、まだまだ企業側が「このチームが好きだから、応援しているから、協賛します」という「寄付」のような感覚が強い気がします。(もちろんチームを好きになってもらうことが大前提にあるのですが!)

それはチーム側の人間のマインドも同じです。現存する広告枠だけの提案で終わり、企業課題のヒアリングを行おうとしないケースもあります。

クラブ側も企業側もスポンサードを「事業投資」と捉え、効果の最大化を熟考する必要があるのです。その上で、求める効果が見込められればパートナーシップは締結されるし、そうでなければ、そこまでのアイディアに行きつかなかったということです。

(私のような営業担当はこのアイディアの引き出しをどれだけ持っていられるかが勝負となります!)

このブログで成し遂げていきたいこと

ここまで偉そうに色々と書いてきましたが、私は心の底からスポーツクラブの持つ価値は高いものであると感じています。それをもっと多くの人に理解してもらいたいという想いからこのブログをはじめました。

企業の事業戦略のひとつにスポーツチームへのスポンサードが、どの業種でも常に候補として挙げられるくらいまで理解が浸透していくことを目標に、このブログではスポーツクラブ(特にJクラブ)の実施するパートナー企業とのアクティベーション事例を紹介、解説していきたいなと思います。

社会(企業)からスポーツクラブの価値をより認めてもらうことができれば、スポーツクラブで働くスタッフの待遇が改善→優秀な人材のスポーツビジネス参入→スポーツクラブの価値高まる→・・・のサイクルが回っていくと信じています。

観戦して熱狂するだけではないスポーツの魅力やポテンシャルに一人でも多くの方に気づきがあれば嬉しいです。

今後とも宜しくどうぞ!

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